iPhoneを買ってから一番変わったのは、Appをいじりまくる癖がつくではなく、
Podcastを頻繁に聞くようになったことだろう。
なんというか、僕はやはりラヂオ贔屓なのかもしれない。
iPod Nanoでも聞いていたのだが、iPhoneのスピーカーから聞けるわけで、
やはりヘッドホンとか無しで聞ける、そんな開放感の影響が大きい。
スピーカー音というのは、ヘッドホンに比べれば当然音質は荒い。
しかし、その若干の不鮮明さがラヂオの魅力だと思ってるわけで、
Podcastにも、そのようなニオイを求めていたりする。
上手く説明できないが、なんと言われようが「良い」と感じるから仕方ない。
多分、学生のころのレコードやカセットテープのアナクロな音、
AMラヂオから流れる妙な音のこもりなど、それで育ったせいだろう。
屋外、そうだな、海辺や草原で、持参していったラヂオから流れる英語の歌が、
チューニングノイズと風の音で変化する感じとかたまらない。
iPodからの普段の音は行儀のいい音質ばかり。
iPhoneのスピーカーで聞く、Podcastの「丸さ」がとてもいい。
これ、もう若い子にはわからないんだろうな。